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The Frankenstein Chronicles/my impression

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英語学習もかねて(笑)、よく海外のドラマや映画をみます。今は簡単に、少ない料金で動画配信を利用して 家庭で楽しめるので良い時代になりました。 英語音声にどっぷりつかることができ、日本語の字幕とあわせても、よい刺激になっています。

さて表題の「フランケンシュタイン・クロニクル」は、最近みました。町の様子や時代背景などの描写が素晴らしく(海外なら当たり前のクオリティかもしれませんが…)、無理なく物語にはいりこめます。

フランケンシュタインとありますが、ホラーメインではなく、むしろ探偵ものです。実際の小説フランケンシュタインの作者である、メアリー・シェリーも登場人物の一人で、この小説を真似たらしい殺人事件が起こる、というのが発端です。いわゆるミステリー展開に、徐々にファンタジー系要素が加わってきます。主人公は内務大臣から特命を受けた水上警察、ロンドンが舞台ですのでテムズ川を知りつくす?タフガイ……だけどとても人間らしい。都合のよいヒロイックな展開はないどころか、失敗だらけ、罪をきせられ陥れられます。 シーズン1の終わりは、ありえない展開でシーズン2に進みます。 ファンタジーの体裁ながら、現実的な展開があり、そこが私には魅力でした。

ところで実はこの物語の時代はかなりはっきり特定できると思います。それは作中に実在の人物、詩人のウィリアム・ブレイクがでてきて、しかも亡くなるからです。ウィリアム・ブレイクの没年はwikiによれば1827年ですから、このころの話ということになります。フランケンシュタインの作者であるメアリー・シェリーの他、バイロンの名も聞かれますし、このあたりの人間関係は、好きな方にはかなり楽しめると思います。実際、私もエッ、と思って一気に話に引き込まれました……。

この本の表紙にあるような雰囲気のブレイクの絵画が劇中にもでてきます。

シーズン2で終わったようですが、できればシーズン3をやってほしかったです。

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